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コラム COLUMN

自宅トレーニングの実態:動画が運動のパートナーに

2024年12月04日
投稿者 : フィットネスコンサルティングネットワーク編集部

近年、自宅で運動やトレーニングを行う人が増えていますが、具体的にどのような実態があるのでしょうか。

マイボイスコム株式会社の調査(2024年11月1日~7日)によれば、直近1年間に自宅で運動をした人は5割弱。

健康意識の高まりを感じさせる結果です。

 

人気の自宅運動メニューとは?

調査では、「ウォーキング、階段の上り下り、足踏みなど」が20.2%でトップ。

続いて「器具を使わない筋トレ(15.8%)」や「体操・ストレッチ(15.5%)」がランクインしました。

世代や性別での違いも興味深い点です。

男性30~40代は筋トレに意欲的で、女性50~70代ではストレッチやラジオ体操が多く取り入れられているとのこと。

加齢とともにニーズが変化していることがわかります。

 

 

 

参考情報は動画サイトが人気

自宅での運動を支える情報源としては、「動画共有サイトの動画」や「テレビやラジオの運動・体操関連番組」がそれぞれ20%以上と、デジタルメディアの存在感が際立っています。

特に若年層や女性は動画を活用する傾向が強く、30代男性や女性10~40代の約4割が「動画を参考にしている」と回答しました。

一方で、60~70代ではテレビやラジオの番組を参考にする割合が高く、世代によってメディアの使い方が異なるのが特徴です。

 

 

継続の鍵は「手軽さ」と「楽しさ」

運動を始めたきっかけとしては「健康維持(71.5%)」が圧倒的で、次いで「体力の維持・向上(40.8%)」や「筋力維持(30%以上)」が続きます。

しかし、「自宅では続かない」といった声も少なくありません。

特に、「リラックスしたい」という心理や、「普段運動不足で運動後に体が痛くなる」といった経験が、継続を阻む要因となっています。

そんな中、「好きな音楽に合わせて運動する」や「動画でモチベーションを保つ」といった工夫が継続のポイントになるでしょう。

 

未来の自宅トレーニング

自宅での運動実施意向がある人は65%と、今後も高いニーズが予想されます。

自宅トレーニングは、ジム通いや特別な器具を必要とせず、時間や場所を選ばない手軽さが魅力です。

さらに、デジタル技術の進化によって、オンラインフィットネスやAIトレーナーなどの可能性も広がっています。

これからも、個々のニーズに応じた多様なアプローチが求められるでしょう。

健康的な暮らしのために、自宅トレーニングは誰もが取り入れられる習慣です。

この機会に、あなたも自宅での運動を始めてみてはいかがでしょうか?