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コラム COLUMN

「運動していない」が最多に──2025年・日本人の運動習慣ランキング発表

2025年10月08日
投稿者 : フィットネスコンサルティングネットワーク編集部

SNS調査で見えた“健康意識と行動のギャップ”

株式会社ファーストイノベーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長 木ノ根雄志)は、同社が運営するアンケート型メディア「SES Plus」にて、「日本人の運動習慣ランキング2025」を発表しました。本調査はSNSユーザー135名を対象に2025年9月上旬に実施したもので、日本人の運動に対する意識と行動の実態が明らかになりました。

 

運動不足が依然深刻、「特に運動していない」が1位

調査の結果、最も多かった回答は「特に運動していない」(40票)でした。「仕事で疲れて運動どころではない」「休日は家で休みたい」といった声が多く、特に30〜50代の男女で割合が高い傾向が見られました。運動不足が社会的な課題とされる中でも、依然として多くの人が運動習慣を持てていない現状が浮き彫りとなっています。

 

家トレやウォーキングなど“自分流”の運動が広がる

一方で、第2位には「家でトレーニング」(35票)、第3位には「ランニング・ウォーキングなど屋外での運動」(30票)がランクイン。YouTubeやアプリの普及を背景に、自宅で手軽にできるトレーニングが人気を集めるほか、「犬の散歩を兼ねて」「健康診断がきっかけ」といった理由で無理なく日常生活に運動を取り入れる層も増えています。

 

年代・性別で異なる運動スタイル

20〜30代女性では美容や健康意識を重視した家トレ・ヨガ・ジム通いが多く見られ、30〜40代男性は「家トレ派」と「運動していない派」に二極化する傾向が顕著でした。また、50代以上では運動を控える層が多い一方、ウォーキングなどの軽運動を続ける人も一定数確認されています。

 

運動との距離感が示す現代の価値観

今回の調査は、現代日本人にとって「運動」が単なる健康維持だけでなく、ライフスタイルや自己投資の一環として位置付けられていることを示唆しています。今後も「SES Plus」では、SNSを通じたリアルな声をもとに、時代のトレンドや意識の変化を可視化し、企業・団体のマーケティングやコンテンツ戦略に役立つデータを発信していきます。