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コラム COLUMN

クラブの鮮度を保ち退会率を抑えるレッスンスケジュール表の作成法と活用術を解説

2017年09月29日
投稿者 : 五十苅 知博

目先の新しさに惑わされるな
メディアは常に新しい話題を探しています。
最近ではハンモックヨガや、バイクエクササイズ専門店などが、度々TVに登場しています。
クラブで働いていると、会員が集まらない、また退会していく理由をクラブアイテムの責任にするスタッフがいます。
例えば、『○○プログラムがないから・・・』『マシンが古いから・・・』だから競合に勝てない。退会者が減らない。まるで玩具屋で駄々をこねる子供と同じ論調です。
目新しいものを導入すれば全て解決するのでしょうか?
常連さんは喜ぶでしょうが、その他多くの会員にとっては、それ以前にしてあげなければならないことがあるのです。
今一度足元を固めていきませんか?

新鮮さは必要
飽きられない為には、常に会員にワクワク感を与え、クラブの鮮度を保つことです。
確かに新しいアイテムを導入すれば、数ヶ月は会員も興味を持ちますが、すぐに他アイテムと同様に当たり前のものになってしまうはずです。
では、どうすれば鮮度を保つことができるのでしょうか?
様々な方法がありますが、今号ではレッスンスケジュール表を例にとり解説していきます。
多くのクラブのレッスンプログラム表は、ヨガ、パワーヨガ、エアロビクス・・・などプログラム名と時間、そして担当スタッフ名が書かれている程度です。館内掲示物も見渡しますが、今月のプログラムの見どころがピックアップされているクラブを見かけることは稀です。
では、エアロビクスは何十年も同じことをしているのですか?
きっと担当インストラクターは飽きられないように努力しているはずです。
プレコリオプログラムも例にあげると、3ヶ月に一度、振り付けと音楽が変わるわけですが、2ヶ月目、3ヶ月目ともなると飽きられないように、以前のコリオとミックスするなど工夫をこらしています。
けれど、プログラム表を見ると毎月何の変化も感じられません。これでは会員に新鮮さを感じていただくことは無理です。

プログラムに副題を
まず、プログラム名も工夫しましょう。例えば同じ内容のヨガであっても、時間帯でネーミングを変えることです。夕方であれば中高年も参加しやすいネーミングにします。アルファベットはやめカタカナで表記することです。逆に若者が多く参加する夜の時間は、お洒落な名前にすることで参加意欲はアップするのです。
例)『タイ式ルーシーダットン』→夕方は『活き活き仙人体操』
更にレッスン名に副題を追加します。
副題とは今月のレッスンテーマということです。ヨガであれば、『美しい背中を手にいれる』こんなフレーズを追加するだけで興味が湧くものです。このように鮮度を保つ努力が大切なのです。

プログラム表を会報へと進化
私はプログラム表をA4からB4に変更することを強くお勧めしています。紙面が大きくなることで余白が生まれ、様々な情報を盛り込むことが可能になります。
初心者にお勧めしたいレッスンや、集客をテコ入れしなければならないピックアップレッスンのPR欄を設けます。内容は担当スタッフの写真、来月プログラムのおすすめポイントなどです。
どうですか?イメージできますよね。表面はその他にクラブイベント的なものを掲載、裏面には会員の成果などを掲載します。立派なプログラム表入りの会報が出来上がりです。

プログラムは毎月印刷
毎月プログラムの副題もピックアップレッスンも変わりますので、プログラム表は毎月印刷することです。3ヶ月に一回のプログラム改定なので、まとめて印刷なんてもってのほかです。

Webへの誘導
入会初期はモチベーションも高く、能動的に情報を得ようとしますが、モチベーションが低下するとクラブに通う回数も減り、情報も能動的に得ようとしなくなります。こうなると低利用、そして0回利用へとまっしぐら・・・数ヶ月後には退会届けが出されることでしょう。
受身的になった会員へは、クラブ側から情報を届ける必要があります。
月中にはプログラム表を館内配布し、配布日以降クラブを利用されていない会員へは、スタッフの手書き文章を加えたプログラム表を郵送するようにします。
更に受け取った会員のモチベーションがアップするように、ホームページにピックアップレッスンのダイジェスト動画をアップします。動画であれば楽しさや躍動感、インストラクターの声も伝えることができます。文章よりも圧倒的な情報量を伝えることができるのです。このように低利用者対策の戦略としても有効なのです。

館内掲示物・館内放送との連携
ジム内のTVでピックアップレッスンのPR動画を紹介するのも良いでしょう。スタジオ掲示板に掲載するのも良いでしょう。でも忘れてはならないのは、最後に背中を押してくれるのはスタッフの声がけです。ですから、必ずスタッフのいる場所に掲示しましょう。
私の提唱するオペレーションでは、ストレッチエリアを拡充し骨盤リセットエリアを設けています。ドライエリアを利用する会員が、必ず利用するこのエリアに掲示板を設置し、コミュニケーション中にPRをしてレッスンへと誘導していきます。

まとめ
なぜ? なんで? どうして? そんな目で全て見直してみましょう。会員の満足度アップにつながるアイデアが沢山見つかるはずです。

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フィットネスコンサルティングネットワーク
チーフコンサルタント 五十苅知博