“ココロとカラダを整える”新提案——TSUTAYAのピラティス専門店が続々オープン
本と運動。かつては交わることのなかったこの2つのキーワードが、近年新しいライフスタイルのかたちとして注目を集めている。その最前線を走るのが、「TSUTAYA Conditioning」だ。全国展開を目指すこのライフスタイルジムから派生したピラティス専門店「TSUTAYA Conditioning PILATES」が、5月から6月にかけて静岡県浜松市、栃木県宇都宮市、そして静岡県駿東郡に新たに3店舗オープンした。
これらの施設は、単なるフィットネスジムではない。“ココロとカラダを整える”というコンセプトのもと、運動初心者やこれまでフィットネスに縁がなかった人でも気軽に足を踏み入れられる空間づくりが特徴だ。
女性専用、初心者向けだから安心して始められる
「TSUTAYA Conditioning PILATES」の大きな特徴は、女性専用・少人数制であること。インストラクターは初心者に慣れたベテラン揃いで、丁寧な指導を徹底している。1クラスは少人数で、月に100~120本という豊富なレッスンが用意されており、仕事や家庭との両立を図りやすいスケジュール設定だ。
初心者向けのマシンピラティスが中心で、運動に自信がない人でも、機能的で美しい姿勢の回復を目指せるのが魅力。年齢や運動歴に関係なく、自分のペースで“整える”ことができる。
書籍との出会いが、運動習慣を支える
ユニークなのは、各店舗に併設された「ブックラウンジ」だ。ここでは「代官山 蔦屋書店」のコンシェルジュが選書した本がずらりと並び、レッスン前後に自由に読書を楽しむことができる。運動だけでなく、「知」に触れる時間が設けられていることで、心まで整えられるような感覚になるだろう。
例えば三方原店では、500冊以上の書籍が並び、毎月20冊前後が追加される。運動と読書を融合させた空間は、まさに“心と体”の両面にアプローチする理想的な環境といえる。
柔軟な予約システムと通いやすさ
また、予約のしやすさも継続利用のポイントだ。完全予約制で、専用サイトから1時間前までキャンセルが可能という柔軟な仕組みを採用。これにより、急な予定変更にも対応しやすく、忙しい現代人にとってありがたい設計となっている。
通うペースも月4回・8回から選べ、必要に応じて追加レッスンも可能。また、宇都宮エリアでは2店舗を自由に利用できるプランもあり、生活圏に合わせた選択肢が用意されているのも魅力的だ。
地域ごとの特色と利便性
新たにオープンした三方原店(浜松市)では、併設のジムやブックラウンジも利用可能で、本格的なトレーニングも可能だ。作新学院前店(宇都宮市)は、同エリア内の駅東口店と2店舗を併用できる利便性が魅力。6月2日にオープン予定のサントムーン柿田川店(静岡県駿東郡)では、ストレッチマシンを完備し、レッスンの前後に体をほぐすこともできる。
いずれの店舗も年中無休で営業し、ライフスタイルにフィットした通い方ができるよう工夫されている。
ピラティスが“続く”理由は、居心地の良さにあり
運動を習慣化するうえで最も大切なのは、「続けやすさ」だ。気軽に通える環境、リラックスできる空間、そして読書や人との交流といった“楽しみ”があることが、その鍵になる。
「TSUTAYA Conditioning PILATES」は、そんな要素を巧みに取り入れた新しい時代のジムのかたちだ。体を鍛えるというよりも、整えるという発想。フィットネスに抵抗感を覚えていた人ほど、ふと日常に取り入れたくなる場所かもしれない。
自分自身を、少しだけ大切にする時間。その第一歩に、「楽々ピラティス」を選んでみてはいかがだろうか。