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コラム COLUMN

地方から全国へ──わずか3年半で100店舗。パーソナルジム「ReViNa」が描く新しいフィットネスの未来

2025年11月05日
投稿者 : フィットネスコンサルティングネットワーク編集部

パーソナルジム業界において、異例のスピードで存在感を高めているブランドがある。2022年に千葉県四街道市で誕生したパーソナルジム「ReViNa(レビナ)」だ。創業からわずか3年半という短期間で、2025年10月に全国100店舗の出店を達成。これは業界でも最速クラスの成長といえる。

 

ReViNaの急速な拡大には理由がある。創業当初から「一瞬ではなく、一生のボディメイク提供」をミッションに掲げ、独自の教育制度や業務支援体制、効率的な出店モデルを整備することで、全国どこでも同じ品質のサービスを提供できる体制を築いてきた。100店舗の達成は、その取り組みの結果といえる。

 

特筆すべきは、「ReViNa(レビナ)」の出店戦略だ。多くのフィットネスブランドが都市部やターミナル駅周辺へ進出する中、ReViNaはあえて「パーソナルジムが不足している地域」を選んで出店している。地方や郊外では、健康意識が高まっているにもかかわらず、質の高いジムに通いたくても近隣に選択肢がないケースが多い。ReViNaはそこに着目し、トレーナー採用からオペレーション、顧客サポートまで一貫した支援体制を構築することで、地域住民が通いやすい距離で“本格的なボディメイク”を受けられる環境を整えてきた。

 

代表の中島歩紀氏(24)はこう語る。

「パーソナルジムは都市の文化だと思われがちですが、本当に必要としているのは地方なんです。健康意識があっても選択肢がない地域を変えたい。ReViNaの目標は100店舗ではなく、日本中どこにいても質の高いトレーニングを受けられる社会の実現です」

 

今後、ReViNaは関東・関西・東北に加えて、中部・九州・北海道など全国へのエリア拡大を進めていく方針だ。さらに行政・医療機関・企業との連携を強化し、地域の健康増進や雇用創出、地方創生に寄与するブランドとしての機能も高めていく。

 

地方発のパーソナルジムブランドが、全国のフィットネス文化を変えていく──。

ReViNaの挑戦は、単なるジムの拡大に留まらず、「地域に健康を届けるインフラ」としての新たな役割を提示している。今後の展開からも目が離せない。