医師向けメディア「ONE DOCTOR」とクーミル株式会社が共同で実施したアンケート調査の結果、男女521名を対象に「健康維持に関する取り組み」に関する意識が明らかになりました。調査は2024年9月20日から9月25日にかけて行われ、健康寿命への関心や日々の健康管理に関する取り組み、ITサービスの活用に関する質問が行われました。

調査によると、健康寿命に対して「非常に関心がある」と答えた人は198名（約38％）で、さらに「関心がある」と答えた201名を合わせると、全体の77％が健康寿命に高い関心を持っていることがわかりました。一方で、「あまり関心がない」「関心がない」と答えた人の合計は23％でした。

また、健康維持のために行っている取り組みとして最も多かったのが「健康的な食事」で245名、次いで「定期健診の受診」（201名）、「定期的な運動」（191名）と続きました。さらに、睡眠時間の確保やサプリメントの摂取などが上位に挙がり、多くの人が多角的に健康を意識した生活を送っていることが伺えます。

健康維持にかける月額の費用については、5,001円から10,000円を使っているという回答が最も多く122名、次いで3,001円から5,000円が101名となり、全体的に3,000円以上を健康維持に費やしている人が多い傾向が見られました。

さらに、健康管理におけるITサービスや機器への関心については「非常に関心がある」「関心がある」と答えた人が全体の32％に当たり、一定数の人が健康管理アプリやウェアラブルデバイスなどの活用を検討していることがわかりました。特に歩数計や睡眠管理、カロリー管理などの機能が重要視されていることが明らかになりました。

この調査結果は、今後の健康関連サービスや商品の需要を予測する上で貴重なデータとなるでしょう。健康への意識が高まり、IT機器やサービスを活用した効率的な健康管理が今後さらに普及していくことが期待されます。