ファンクショナルトレーニング その多様性
前回、「一般のエンドユーザーに対するファンクショナルトレーニングの効果として7つの項目があることを書きました。
今回からその1つ1つについて解説をいたします。
1. エクササイズの多様性
ファンクショナルトレーニングのエクササイズではその効果を上げるために様々なギアが使ます。
例えばTRXサスペンショントレーナー、バトルロープ、メディシンボール、懸垂バー、ケトルベル、ダンベル、バーベル、サンドバッグなど数多く在り、それに伴うエクササイズのバリエーションは無限です。
また動作は3D(多面的・立体的)です。
一般のウエイトトレーニングの85%は矢状面に平行で直線的だと言われています。
だからこそ動きやすい・力を発揮しやすいという良い面はありますが、単調で実践的ではないとも言えます。
ファンクショナルトレーニングでは様々なギアを使い、動きを3Dにし、それらを組み合わせてプログラムを組むことで、飽きることがなく、楽しみながら取り組むことができ、その楽しさが継続性につながります。
またそのモディフィケーション(強度・難易度変換)の方法を知り、使いこなすことで、グループエクササイズにおいても個人のレベルに合わせて、あたかもパーソナルセッションを受けたかのような、それぞれの参加者のレベルに合った内容と効果を与えることができ、老若男女が同時に楽しむことができるのです。
こう書くと導入は難しそうに思われるかもしれません。
ですから初期段階でギアの数を絞り込み、それと同時に全ての基礎になる「ファンデショーナルムーブメント(人の基礎的動作)」を確実に習得する。
そうすることで段階を追った導入が可能です。
そうすればメンバーへの提供も段階的になる。
つまり継続的な商品提供につながるのです。
「フィットネスカウンセリングネットワーク」のコンサルティングシステムでは、御社の施設に最適なファンクショナルトレーニングのギアとプログラムをご提案させていただくだけでなく、スタッフの皆様が導入・継続について無理なく取り込めるよう、最善の教育プログラムを構築し、ご提供致します。