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コラム COLUMN

ファンクショナルトレーニング再考

2017年10月03日
投稿者 : 陽介 岩沢

日本のフィットネス業界でも「ファンクショナルトレーニング」という単語が一般的に使われるようになっています。 しかし世間の認知度、そしてその魅力と効果が正しい形で伝わっているとは言い難いのが現状です。 そこでもう一度「ファンクショナルトレーニング」とは何かを定義づけ、そこから魅力的な商品を提供するために何が必要か、このコラムで何回かに渡ってお伝えしたいと思っています。 ご存知の通り「ファンクショナル Functional」とは「機能的」という意味です。 「ファンクショナルトレーニング」とは各自の目的に応じて機能を高めるためのトレーニングを指します。 その本来の意味で考えれば人それぞれの目的が違うため、それを達成するための方法も変わる。ですからファンクショナルトレーニングの方法も百人百様、特定の動きや器具を使ったエクササイズに対して「これがファンクショナルトレーニングだ!」と言えるようなものではありません。 マラソンランナーとスプリンター、水泳選手と柔道選手、サッカーとスキー・・・あげればキリがありませんが、それぞれが行うべき「ファンクショナルトレーニング」は異なります。 つまり体力の各構成要素の中から 目標達成に必要なものを抽出し、適切な方法で各要素を高めることを意味します。 ただその中でも特に「より良い動き」を目指し、動きの質を向上させるトレーニング方法を指すことが多いと言えるでしょう。 一般に対するファンクショナルトレーニングの効果 元々はアスリートの特定の目的に対して、それを達成するための機能を高める運動プログラムであるファンクショナルトレーニングですが、現在のフィットネス業界において、欠かせないエクササイズになりつつあります。 ではどうすれば一般の不特定多数の対象者に対して、「ファンクショナルトレーニング」を魅力ある商品にすることができるでしょうか? その答えを導き出すために、一般のエンドユーザーに対する「ファンクショナルトレーニング」の効果について考えてみましょう。 私は「ファンクショナルトレーニング」の教育者・プログラム開発者として以下の7つの効果に着目し、それに基づいて商品開発を行なっています。 1. エクササイズの多様性 2. 時間効率性の高さ 3. ダイエットに対する効果 4. 3Dに負荷がかかり3Dに動く 5. コアの安定性の強化 6. 立ってトレーニングする 7. スポーツにつながる 今後このコラムで一つ一つの効果について解説いたします。