パーソナルトレーナーの採用問題
超人材不足の時代、BFRトレーニングなら解決・超人材不足の日本の現状
フィットネスクラブでも人材不足に悩まされている
「スタッフを募集してもなかなか応募がない」という声が、日本中のフィットネスクラブの店長か
ら私のところに届きます。スタッフを1名雇い入れるための費用、募集広告などに30万円以上の出
費が珍しくない昨今、せっかく採用して来ていただいたのも束の間、2〜3ヶ月後に辞表をだされて
しまうというのは笑えない現実です。ということで、ジムをオープンしようとしているオーナー様
や、ジム経営にお悩みのオーナー様に、高齢化社会の中で、どのようなスタッフをどう雇い入れる
かというヒントになるお話をしようと思います。人材不足や高齢化社会に対応できるジムへ、コン
セプトを見直す際にもお役に立てればと思います。
2024年には、トラックドライバーの働き方改革関連法の施行により、時間外労働の上限が厳しく規
制される「2024年問題」がニュース等で話題になっています。働く時間が短く規制されたため、荷
物が指定時間通りに届けられないなど、ドライバー不足で35%の荷物が運べなくなると言われてい
ます。トラックドライバーを募集しても応募がなく、物流業界は深刻な問題を抱えており、解決策
もまだ見つかっていない状況です。人材不足は物流業界だけでなく、飲食業界、IT業界、医療など
すべての業界において深刻です。フィットネス業界も例外ではなく、深刻な人材不足に直面してい
ます。現在人材を確保できているところでも、一寸先はわかりません。
グラフから、5年ごとに300万人前後の労働力人口が減っていくことが分かります。この人手
不足を前に、無人のジムは、一番の解決策のように思えますが、無人24時間ジムの退会率は12%/
月前後、年144%といわれています。高齢化社会を迎えるいまこそ「人が中心」「コミュニケー
ションがある」「ちゃんと教える」ジムであるべきです。
人生経験豊富な高齢者こそ救世主?
人生100年時代、中高年・高齢者でも元気で見た目も若々しい方が増えています。家のローンも
完済し、子どもも独立し、悠々自適な生活をしている方が大勢いらっしゃいます。その中には仕事
を辞め社会から離れることで生きがいを見失ってしまう人もいます。お金では得られないもの、人
はいつの時も常に人とのつながりを求めます。
そこで、雇う側雇われる側ともに、第二の人生を迎える時パーソナルトレーナーとして働く機会を
考えることは、そう悪いことではないように思います。雇われる側も運動初心者の中高年・高齢者
のサポートやパーソナルトレーニングを行うための教育は1〜3ヶ月。実務の中で継続的に学び、経
験を積めば十分です。また、雇う側にしてみても、社会経験の豊富な中高年・高齢者の巧みなコ
ミュニケーション術は魅力です。特記すべきメリットを列挙してみます。
・中高年・高齢者は、トレーナーが同じ年齢でも気にしない
● 中高年・高齢者は、若い人よりも同年代のトレーナーの方が安心できる
● 初心者や運動不足解消のための指導であれば、深い知識は必要ない
● 初心者や運動不足解消のためのパーソナルトレーナーになるための教育は1〜3ヶ月で十分
● 近所の方であれば、ピーク時だけ来てもらい、アイドルタイムは家で家事をしてもらう
● 近所の方や会員の中にも人材がいるかもしれない
話は余談になりますが、何かとお手本にするアメリカの中高年・高齢者の雇用の現状をお話しま
す。
アメリカでは1970年代あたりから、中高年・高齢者が労働力として活躍しています。平均寿命
が延びたこと、年金受給年齢の引き上げ、医療技術の進歩などが、その大きな理由なのですが、日
本も同じ道を歩んでいます。
そんなアメリカで、中高年・高齢者の雇用形態は様々です。正社員、パート、フリーランス、臨時
雇用、副業もギグワークも、あります。ギグワークとは、雇用関係を結ばない単発・短時間の働き
方です。インターネットの普及、リモートワークの増加、副業の増加などの時代背景の中で生まれ
てきました。メリットは、①単発の仕事②隙間時間に働くことができる③組織に属さない。企業側
のメリットとしては、人件費を抑えることができる。必要な分だけ労働力を確保できる。というも
の。
日本の現場で、未経験者が講習なく現場に立つことは考えにくいですが、十分にフィットネス業界
で働いたことのある人であるなら、ギグワークも考えられ、お互いに楽しく働くことができるかも
しれません。
話がそれましたが、中高年こそこれからの労働力市場の救世主というお話でした。
さらに差別化が必要。競合に差を付ける「BFRトレーニング」
とはいえ、中高年・高齢者を現場に立たせるだけでは、競業他社から抜きんでることはできませ
ん。さらに差別化が必要です。そこで「BFRトレーニング」の導入のご提案です。BFRトレーニン
グは血流制限トレーニングです。腕や脚の付け根に専用のベルトを巻いて圧を軽くかけ血流を制限
しながら行うトレーニング法は、重い重量を持つ必要がなく、関節や腱に負担をかけないため、運
動初心者・中高年・高齢者にも最適なトレーニング方法です。メジャーリーグベースボールの日本
人選手などトップアスリートも採用しています。2024年からは中日ドラゴンズのトレーナー陣も資
格を取得して活用しています。
※BFRトレーニングの詳細については、こちらをご覧ください
BFRトレーニングは中高年の方でも半日の講習で資格を取得することが可能です。「資格を取得す
ること」は、新しいことへの挑戦の最たるものです。朝鮮の結実は、やりがい、生きがいを伴いま
す。明日のわたしを美しく!中高年・高齢者向けの教育用ビデオも用意しています。有料の中高
年・高齢者向けセミナーなど豊富なきっかけを用意しています。お気軽にご相談ください。
※こちらもチェック!「今こそ見直すべき加圧BFR(血流制限)トレーニング」
まとめ:超人材不足とBFRトレーニング
これからの時代、ジム経営は単なるフィットネス提供の場から、コミュニティ形成や人材育成の場
としての役割がますます重要になります。高齢化社会を迎える中で、中高年・高齢者にとって魅力
的な環境を提供し、彼らの経験や知識を活かすことが、ジムの新たな価値創造につながります。
「超人材不足」という厳しい状況の中で、BFRトレーニングを取り入れることは、差別化の手段と
して非常に有効です。BFRトレーニングは、運動初心者や中高年・高齢者にも適した方法であり、
これを活用することで、フィットネス業界における新しい顧客層の開拓と、既存顧客の満足度向上
が期待できます。
さらに、中高年・高齢者の積極的な採用は、コミュニティ形成や人材確保の観点からも非常に有益
です。彼らは豊富な社会経験を持ち、コミュニケーション能力に優れているため、ジムの運営にお
いて大きな力となります。また、同年代の利用者に対して安心感を提供し、信頼関係を築きやすい
という利点もあります。
ジムが「人が中心」「コミュニケーションがある」「ちゃんと教える」場所となることで、利用者
の満足度を高め、長期的な信頼関係を築くことができるでしょう。中高年・高齢者の積極的な採用
とBFRトレーニングの導入を通じて、今後のジム運営に新しい可能性を見出してください。ご質問
やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。皆様の成功を心より願ってい
ます。
ご質問やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。皆様の成功を心より
願っています。
フィットネスコンサルティングネットワークは、ジムの経営者様向けに、地域に合わせたジム作り
の提案からトレーニングメニューの開発、スタッフ教育まで、幅広いサポートを提供しています。
新たにフィットネスジムのオープンを考えている方、ジムの生き残りにご興味のある方は、ぜひ無
料相談にお申し込みください。