女性専用24時間ジム「FLATTE24」、業態転換で会員数が最大約3倍に!既存ジムの再生モデルに注目
株式会社ファノーヴァは、女性専用24時間ジム「FLATTE24(フラッテ24)」において、業態転換や事業承継を実施した3店舗の会員数推移を発表しました。
2026年9月末時点の実績では、豪徳寺店が約1.9倍、駒沢大学店が約3倍、板橋店が約1.6倍と、いずれも会員数が増加しています。
新規出店だけでなく、既存ジムの設備や顧客基盤を活かしながら、新たなサービスを導入する経営手法が注目されています。
■ 女性専用24時間ジムへの転換で会員数が増加
FLATTE24は、女性専用の24時間ジムを中心に、パーソナルトレーニングやピラティスなどを組み合わせたフィットネスサービスを展開しています。
今回発表されたのは、異なる経緯で業態転換を行った3店舗の実績です。
【豪徳寺店:会員数約1.9倍】
セミパーソナルジムから、女性専用24時間ジムとパーソナルピラティスを組み合わせた業態へ転換しました。
トレーナーによる個別指導と、好きな時間に利用できるセルフトレーニングを両立。多様な生活スタイルに対応することで、2025年7月から2026年9月にかけて会員数が約1.9倍となりました。
【駒沢大学店:会員数約3倍】
地域密着型の女性専用サーキットジム「Bodybloom」の事業承継を経て、24時間ジムへ転換しました。
従来の顧客基盤を活かしながら、受付の無人化やスマートフォンによる予約・決済などを導入。
2026年3月以降、会員数は6か月連続で増加し、9月末には承継前のFLATTE駒沢大学店単体と比較して約3倍となりました。
【板橋店:会員数約1.6倍】
既存のセミパーソナルジムを承継し、2026年8月に女性専用24時間ジムへリニューアルしました。
24時間ジム、セミパーソナルトレーニング、パーソナルマシンピラティスを組み合わせた複合型店舗として展開。
承継直後の2024年5月と比較して会員数は約1.6倍となり、リニューアル後の9月末時点でも7月末比約19%の増加を記録しています。
■ ジム再生を支える3つの取り組み
ファノーヴァでは、既存ジムの再生に向けて、主に3つの取り組みを進めています。
① 店舗特性に合わせたサービスの再設計
既存会員のニーズや立地、競争環境を踏まえ、24時間ジムやピラティスなどを組み合わせたサービスを提供します。
② DXによる利便性と運営効率の向上
予約・決済・会員管理のデジタル化を進め、利用者の利便性向上と店舗運営の効率化を図ります。
③ 運営ノウハウの共通化
スタッフの採用・育成、集客、顧客対応などの仕組みを整え、安定した店舗運営を目指します。
これらの取り組みにより、既存ジムが持つ強みを残しながら、新たな利用者の獲得につなげています。
■ 新規出店だけではない、フィットネス業界の成長戦略
フィットネス業界では、24時間ジムや女性専用ジム、ピラティススタジオなど、利用者のニーズに応じたサービスの多様化が進んでいます。
そのなかで注目されるのが、既存店舗を引き継ぎ、サービスや運営体制を見直す「事業承継型」の成長戦略です。
既存の設備や顧客基盤を活用できる一方、利用者のニーズに合った業態設計や、継続しやすいサービスづくりが重要となります。
ファノーヴァは今後も、直営店やフランチャイズ店の展開に加え、フィットネス・ウェルネス分野での事業承継やM&Aを推進する方針です。
今回の3店舗の実績は、既存ジムの価値を活かした業態転換の可能性を示す事例といえるでしょう。
今後、こうした取り組みがフィットネス業界の店舗経営や事業拡大にどのような影響を与えるのか、注目されます。
