高齢化社会の進展とともに、「予防医療」や「健康寿命の延伸」への関心が急速に高まっています。そんな中で今、注目を集めているのが“メディカルフィットネス”です。医療と運動が手を取り合い、人々の健康を支える新しいフィットネスの形として、医療機関やフィットネスクラブ、行政などさまざまな分野が関心を寄せています。

その最前線を体験できる日本最大級のイベント「メディカルフィットネス・フォーラム2025」が、2025年8月1日（金）・2日（土）の2日間、有明セントラルタワーホール（東京都江東区）で開催されます。主催は、日本メディカルフィットネス研究会（JMFS）と公益財団法人日本健康スポーツ連盟。例年多くの参加者から好評を得ているこのフォーラムですが、今年は参加者からの強い要望を受け、初の2日間開催となります。

本フォーラムの最大の特徴は、メディカルフィットネスの現場で役立つ実践的な情報が豊富に得られる点です。施設運営に関する具体的なノウハウや、現場で活かせる最新の運動指導法、さらには機器・システムの展示、導入・運営の相談まで、幅広いニーズに応える内容がそろっています。

8月1日（金）は、「運動療法の実技指導」や「心理学・栄養学を活かした講義プログラム」、さらには「内科的疾患・心臓リスクを持つ方への運動指導の実習プログラム」など、初の試みとなる体験型プログラムが目玉。現場で活躍する指導者のスキルアップにも直結する内容です。

8月2日（土）は、規模や特徴の異なる3つのメディカルフィットネス施設を招いた事例紹介を中心に、特別講演やランチョンセミナー、パネルディスカッションなど盛りだくさん。課題解決のヒントを持ち帰ることができるでしょう。また、懇親会も予定されており、参加者同士の情報交換や新たなネットワーク構築の場としても期待されます。

このフォーラムは、医師や理学療法士などの医療従事者、運動指導者、施設経営者をはじめ、フィットネスクラブやリハビリ施設、公共運動施設など、幅広い分野の方にとって貴重な機会です。特にこれからメディカルフィットネス事業を立ち上げたい方、既存施設の強化や集客力向上を目指す方にとって、多くのヒントが得られることでしょう。また、会場では健康関連機器メーカーやシステム開発企業、栄養・飲料製品の企業などが多数出展予定。製品の実演や最新情報に直接触れられるのも大きな魅力です。厚生労働大臣認定の「健康増進施設制度」や「指定運動療法施設制度」に関する申請相談も行われる予定で、制度活用を検討している施設にとっても絶好の機会となります。

参加費は、JMFS会員・一般・学生でそれぞれ設定されており、2日間通しのセット料金では割引も適用されます。8月2日にはランチ付きセミナーや懇親会もあり、単なる知識習得にとどまらない濃密な交流の場として、多くの参加者にとって満足度の高い2日間となるでしょう。

「医療と運動の融合」に関心をお持ちの方は、この貴重な機会をぜひお見逃しなく。 お申込み・詳細は公式サイトからご確認ください。 https://www.medical-fitness-jp.com/event/1311/