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コラム COLUMN

フィットネスジムの「幽霊会員問題」をどう解決するか?継続率向上のカギは“仕組み化”にある

2026年06月17日
投稿者 : フィットネスコンサルティングネットワーク編集部

近年、健康意識の高まりや予防医療への関心の増加を背景に、フィットネス市場は拡大を続けています。特に24時間営業のフィットネスジムは、手軽さや低価格を武器に多くの会員を獲得してきました。

 

しかしその一方で、多くのジム運営者が共通して抱えている課題があります。それが「幽霊会員問題」です。

 

幽霊会員とは、会費を支払い続けているものの、実際にはほとんど来館していない会員を指します。一見すると会費収入が継続しているため問題がないようにも見えますが、実際には大きな経営リスクを抱えています。

 

来館しない会員はジムとの接点が少なくなり、不満や悩みを把握することが困難になります。その結果、ある日突然退会してしまうケースも少なくありません。

 

「退会理由が分からない」

「気づいた時には退会手続きに来ていた」

「モチベーションが下がっている会員を把握できない」

 

こうした悩みを抱えるジムオーナーは少なくないでしょう。

 

なぜ会員は通わなくなるのか

 

幽霊会員が生まれる背景には、単純な「本人のやる気不足」だけではない複数の要因があります。

 

まず大きな理由の一つが、「何をすればいいのか分からない」という問題です。

 

特に初心者は、入会したものの具体的なトレーニングメニューを持っていないことが多くあります。ジムへ行っても「今日は何をすればいいのか分からない」「マシンの使い方が不安」と感じるうちに足が遠のいてしまいます。

 

また、運動の成果はすぐには現れません。数回通っただけでは体重や体型に大きな変化が出ないため、「頑張っているのに成果が見えない」と感じてしまうこともあります。

 

さらに、ジム通いは基本的に一人で行う習慣です。最初は意欲的でも、誰ともつながりがない状態では継続するモチベーションを維持しにくくなります。

 

そして最も多いのが、「数日行かなかったことをきっかけに、そのまま行かなくなる」というケースです。

 

一度習慣が途切れると、再び来館する心理的ハードルは想像以上に高くなります。その結果、「なんとなく行かなくなった」という状態が続き、最終的に退会へとつながってしまうのです。

 

ジム側にも限界がある

 

こうした課題に対し、本来であればスタッフが個別にフォローできれば理想的です。

 

しかし24時間ジムのビジネスモデルは、低価格と省人化によって成り立っています。

 

多くの店舗では最小限のスタッフ体制で運営されており、数百人から数千人規模の会員を一人ひとり細かくサポートすることは現実的ではありません。

 

誰が来館頻度を落としているのか。

誰が退会リスクを抱えているのか。

 

こうした情報を人力で把握するには限界があります。

 

つまり、幽霊会員問題は会員側だけの問題でも、ジム側だけの問題でもありません。

 

会員が継続しやすくなる仕組みと、ジム側が効率的にフォローできる仕組みの両方が不足していることが根本的な課題なのです。

 

継続率向上を目指す「ジムイク」

 

こうした課題を解決するために開発されたのが、ゲーミフィケーションとコミュニティ形成を活用したアプリ「ジムイク」です。

 

ジムイクは、日々のトレーニングをゲーム感覚で楽しめる仕組みを取り入れ、会員の継続意欲を高めることを目的としています。

 

例えば、来館を続けることで連続記録が伸びる「ストリーク機能」では、利用者に「今日も続けたい」という心理を生み出します。

 

また、トレーニングを重ねることでロードマップが進行し、経験値やレベルが上がる仕組みも搭載されています。

 

体重や体型の変化がすぐに現れなくても、「進んでいる実感」を得られることが継続につながります。

 

さらに初心者向けのチャレンジ機能では、「今日は何をすればいいか」が明確になるため、運動初心者でも迷わず取り組めます。

 

加えて、同じジムに通う会員同士がゆるくつながれるコミュニティ機能も特徴です。

 

「自分以外にも頑張っている人がいる」

 

その存在を感じられるだけでも、継続率は大きく変わります。

 

ジムイクの価値は、利用者だけにとどまりません。

 

管理画面では会員の来館頻度や継続状況をリアルタイムで把握できるため、離脱リスクの高い会員を早期に発見できます。

 

これまで感覚的に行っていた会員フォローをデータに基づいて実施できるため、限られた人員でも効率的な運営が可能になります。

 

また、来館が途絶えた会員には自動でプッシュ通知を送ることができるため、スタッフの負担を増やすことなく再来館を促すことができます。

 

これからのジム運営に求められるもの

 

フィットネス市場の競争が激しくなる中、新規会員の獲得だけでなく、既存会員の継続率向上はますます重要なテーマとなっています。

 

これまでのように「設備を充実させる」「料金を下げる」だけでは差別化が難しい時代です。

 

今後は、会員が自然と通い続けたくなる仕組みをいかに作るかが、ジム経営の重要なポイントになるでしょう。

 

幽霊会員問題の解決は、単なる退会率改善ではありません。

 

会員が運動を習慣化し、成果を実感しながら継続できる環境を整えること。その積み重ねが会員満足度の向上につながり、結果としてジムの安定した経営基盤を築くことにつながるのです。

 

ジムイクは、そのための新しい選択肢として、全国のフィットネスジムへの導入拡大を目指しています。